陸中海岸国立公園の旅
陸中海岸国立公園を北から南(の途中)まで縦断してきました。またえらい遠出です。😁
陸中海岸国立公園は岩手県と宮城県の海岸線部分、約180kmの大きな地域です。
今回は北部の黒崎というところから回り始めました。
計画では金曜の晩に出発して土曜一日で観光、日曜の未明に帰還します。
まずは東北自動車道を延々北上して現地近くの道の駅で車中泊…のはずが、途中のPAでちょっと一休み
のつもりで仮眠したら寝過ごしてしまい、遅いスタートになってしまいました😢
八戸道・九戸ICを下りてすぐのところにある道の駅おりつめ。
このとき既に時刻は9:00…。やばいです。
最初に行ったのは黒崎。ですが…
霧のため何も見えず😟
景色は見えませんでしたが、いくつか見られたものもあります。
北緯40度シンボル塔
カリヨンの鐘
黒崎御台場(砲台場)跡
黒崎灯台
黒崎灯台は日本の灯台50選にも選ばれているそうです。
次に訪れたのが北山崎です。 ここはかなりの観光地のようで、かなり大きな駐車場に
何台も観光バスが停まっていたり、観光客向けの店が何軒もあったりしました。
村営バスも走っているようでしたけど、
一日2便しかないようで😅
公共交通機関で来るには厳しいところのようです。 ここも霧がひどかったですが、
なんとか写真を撮ることができました。
晴れていたら絶景とのこと。 その後、ここにあった「松乃屋食堂」さんで昼食をとりました。
注文したのは荒磯丼。うにいくら丼に昆布をきざんだもの、あと味噌汁と漬け物です。
美味しかった~😆
使われている海草類はみな地元で採れたものを使っているそうです。
北山崎をあとにし、次に向かったのは鵜の巣断崖。ウミウが断崖に巣を作ることから
その名が付いたそうです。
鵜の巣駐車場に車を停め、そこから500mくらい歩いて行くと展望所があります。
途中の道は松の大木に囲まれ、鳥の鳴き声が響いて、とてもさわやかな感じ。😀
道はウッドチップが敷き詰められており、歩いた感触がとてもよいです。
これって北海道・支笏湖のエゾリス広場にあったのと同じですね。😀
しばらく歩いて展望所に着くと、ここも霧が。
何も見えませ~ん😢
うっすらと崖が見えるくらいです…。 ちょうど同じ時に来ていた年配の3人組が
「せっかく来たのに何も見えへんやないか」と 言っていました。車のナンバーから察するに、
どうやら京都から来たらしい…😅
霧で何も見えず残念ではあったのですが、松の大木に囲まれた途中の道は 逆に幻想的な雰囲気になっていました。
宮崎アニメとかに出てきそうな感じ。😀木霊(こだま)とかいたりしてね。
これはこれでありかも知れん、と思いました。
次に行ったのが真崎海岸。
なかなかの景観です。
三陸の海って、思っていたよりもずっと色が綺麗です。
時間が押していたこともあって、真崎海岸は写真だけ撮って次に向かうことにしました。
次は三王岩です。 駐車場に車を停め、急な階段を少し歩くと、展望所にたどり着きます。
どんな岩かと見てみると…
これは大きい!😲でも写真にすると大きさがよくわからないですね。😅
真ん中にある一番大きい「男岩」は高さが50mもあるのです。
15階建てのビルと考えると高さが伝わると思います。
海際にこんな巨大な岩がどうやってできたのかさっぱりわかりません😅
ちなみにこのすぐあと、霧が濃くなって岩が全然見えなくなりました…ラッキーでした。
次の目的地は、とどが崎です。本州最東端の地です。
が…、そこへ行くまでの道でえらい目に遭いました😅
こんな道。↓
離合困難なクネクネ道が延々と続くという…。 対向車が来なくて良かったです。
とどが崎の近くの姉吉漁港までは車で行けましたが、そこからは遊歩道(て言うか山道)を歩いて行く
必要がありました。案内板を見ると、約4kmとのこと。 時間的にも体力的にも無理そうだったので
残念でしたがとどが崎に行くのは諦めました。
その代わり漁港の写真を一枚。
入り江にロープを張って、鯉のぼりを吊していました。…今の時期になぜ?
最後に向かったのが、浪板海岸です。
この海岸は、寄せる波しかなく、返す波が消えてしまうという不思議な場所です。
確かに寄せる波しかありませんでした。面白いですね😀
海ではサーファーの人が何人も楽しんでいました。
陸中海岸沿いの道はいい感じのワインディングロードが続いて、とても気持ちの良いドライブが楽しめました。
霧さえ出ていなければ最高の景色だったんだろうなと思います。
でも、この梅雨の時期、雨が降らなかっただけでも良かったんでしょうね。
(行きの高速はすごい雨でしたが)
まあ何にせよ、週末にちょっと行くには遠すぎですな。😁