三陸の旅
久しぶりに三陸を訪れて、津波で大きな被害を受けた地域を見てみました。
前回行ったのは2010年6月で、まだ震災が起きる前でしたので、
前回行った場所がどんな風になっているのか気になっていましたので。
土曜の朝一5:00に家を出発し、まずは宿泊先である八戸の東横インを目指します。
交通費節約のため高速道路を乗ったり降りたりしながら北上しました。
到着したのは18:00ごろ。
ネットで紹介されていた居酒屋「えびす家」で晩ご飯を食べます。
お通し。
あと、HotPepperのクーポンを使ってビール中ジョッキをもらいました。
注文したのは、
郷土料理定食セット
そして刺身盛り合わせ
郷土料理のせんべい汁は、せんべいが入っています。ちょっと餅みたいな食感。
美味しかったです。
翌朝6:00に出発。
海側に出る前に、一箇所寄っていきます。
「根反の大珪化木」です。
樹木がそのまま石になったようなもので、大変貴重なものだとか。
なんと1700万年前のものだそうです。
なかなか大きいです。
このあとは三陸海岸沿いに出て、南下しながら前回行った場所を辿っていきます。
最初は北山崎。
前回
今回
あまり変わっていません。
前に来たときにここで食べた海鮮丼がすごく美味しかったので今回もと思ったのですが、
冬期は営業していないらしいです。残念。
次は、真崎海岸。
まず漁港から。
前回
今回
ちょっとアングルが違うけど…倉庫みたいな建物がなくなっています。
このあたりは全部津波にのまれたはずなので、流されてしまったのでしょうか…。
海岸側に移動してみます。
前回
今回
砂浜は土砂に埋もれています。浜に降りる階段があったんですが、なくなっていました。
ここの左手に展望所を兼ねたあずまやがあるのですが
階段が崩れていて行けなくなっていました。
そこから少し移動して、山王岩を見に行きました。
前回
今回
ほとんど変わっていませんでした。
ですが、この付近の遊歩道はダメージを負っており通行不可になっていました。
そのあと、浪板海岸を目指して海岸沿いに南に進んでいきました。
途中で、田老や宮古を通りましたがそこら中が工事だらけで更地も多かったです。復興もまだまだという感じ。
田老の町は震災前は巨大な防潮堤で囲まれていたそうですが、津波ですべて破壊されたため、また作り直していました。
浪板海岸。
前回
今回
砂浜は無くなっていて、石ばかりになっていました。
そしてさらに釜石、大船渡、陸前高田、気仙沼と南下していきました。どこも同じように復興工事が行われていました。
そのあと東北道に乗り帰途につきましたが、途中、那須で下りて温泉に行くことにしました。
前に那須塩原の「鹿の湯」に行って大変よかったのですけど、間抜けなことに営業時間内に辿り着けないことがわかり、
急遽、那須付近で良さそうな日帰り温泉を探して、行った先は
千本松温泉です。千本松牧場という施設の中にあって、24時まで営業しています。
そこで温泉に入って疲れを癒しました。気持ちよかった。この温泉は硫化水素臭くないのでいいかもしれません。
で、温泉でさっぱりしてから、再び東北道に乗って家に帰りました。