Gearbox faulty
3か月くらい前から、anikiの207Cieloは走っていると
たまにGearbox faultyというエラーを起こすことがありました。😢
これが発生するとギアが3速固定になってしまい、MTモードでの変速もできなくなってしまいます。
一度エンジンを切り、再始動すると直るのですが、最近は再始動しても
一回では直らないことがありました。😟
この現象が最初に発生したとき、そのあと一度ディーラーに持ち込んで見てもらったのですが
現象発生後しばらく走っていると車載コンピュータのログが流れてしまうらしく、
診断機でログが採れなかったので 原因を調べきれず、
また発生したらすぐ持ち込んでくださいという扱いになっていたのでした。
そして、今朝自宅から100kmくらいの地点で現象が発生しました。このくらいの距離なら
ログも残るだろうと思い、ディーラーに連絡して急遽入庫することになりました。
ところが、今回最初はちゃんと不具合発生の記録がディスプレイ上に載っていたのですが
ディーラー付近まで走ったあとには、このディスプレイ上の表示はNo faultになってしまっていました。
ディーラーの方の話では、ディスプレイから消えていても診断機を繋いでみると
記録が見えることもあるそうなんですがその確率は低いとのことでした。今回はどうでしょうか?
ディーラーに到着し車を預けて見てもらうと、診断機で以下のような判定だったそうです。
Automatic transmission control unit Fault reading.
Permanent fault. Multifunction switch signal fault. Park/Neutral switch.
要は、ATのスイッチ(シフトレバーの位置を決めるスイッチのことかな)から信号が正しく返ってこないと。
診断機から見えるのはここまでで、結局根本原因が何なのかははっきりしません。😟
でも、今までの不具合事例の積み重ねから、診断機の判定結果がこうだったら
こんな風に対処したら問題を解決できる、みたいなノウハウ集のようなものがあるんだそうです。
今回の場合は、まずプログラムのアップデートを試す、というのが対処法です。
(というノウハウがシトロエン車からもたらされてるらしい。プジョーとシトロエンは兄弟みたいなもんです)
というわけで、ECU(エンジンコントロールユニット)とATのプログラムを最新版に書き換え、
設定値を初期化する 作業が行われました。これで少し様子を見てください、ということでした。
ディーラーからの帰り道、新しい制御プログラムによってMTモードのフィーリングが
少し変わっているのに気がつきました。
今までは手動でどんなにギアを上げようとしても
32~33キロ付近で3速、44キロ付近で4速に上げるのが精一杯だったのに
(その速度以下だといくらレバーを動かしてもギアチェンジしない)、
アップデート後は 30キロで3速、42キロで4速に上がるようになっていました。
わずか数キロの差ですが、前に乗っていた206のMTモードの変速パターンに近い感じになり、
aniki的には 運転しやすくなったと感じました。意外とこういうのが重要なんです😀
思わぬケガの功名ですね😁