白根山

白根山に行ってきました。

白根山は今でも活動している活火山で、過去の噴火跡にできた湖「湯釜」が、

火山ガスにより独特な色をしています。今回はその湯釜を見るのが目的です。

 

近くにある道の駅「草津運動茶屋公園」で仮眠していったのですが、

このあたりは硫化水素の臭い(いわゆる腐卵臭、硫黄の臭い)が立ちこめていて、

いかにもヤバい雰囲気です😅

ついこの前、北海道の硫黄山で体験したのと全くおなじ臭いです。

嫌いな人は耐えられない臭いでしょう。 硫化水素は空気より重いので、

谷底などへ溜まるんだそうです。道の駅の辺りの地形がそうなんですかね?

 

白根山のすぐ近くにある草津白根レストハウスに、硫化水素ガスの危険区域が表示されていました。

よく見るとわかるのですが、レストハウスに来る途中の国道292号線の一部が、

「極めて危険」地域を通っています。😲

実際その辺りは草木が一本も生えて無く岩肌が露出しており、駐停車禁止区域に指定されていました。

車で通るだけでも、外記取り入れ口からガスの臭いが車内にかなり入ってきていました。

たぶん、あの辺りで停まっているとガス中毒になるのでしょう…。

 

レストハウスに着いたときはまだ朝早かったので、近くにある池「弓池」を散歩しました。

弓池も昔の噴火口の跡なんだそうです。

池ではカルガモ一家が遊んでいました😁

 

さて、湯釜までは下の写真のように登山道が通っているのですが、

こんな看板が立てられており、通ることができませんでした。

火山活動なら仕方ないですね…。😟

 

というわけで、今回は隣の白根山にある展望台に登り、そこから湯釜を眺めることになりました。

白根山の展望台までは駐車場から登山道を20分くらい歩きます。かなりキツい坂道です。

登り口のところに杖(単なるスキーのストック😅)がたくさん置いてあり、

自由に使うことができます。anikiは使いませんでしたが、年配の方がかなり利用しているようでした。

 

えっちらおっちら登り、ようやく展望台までたどり着いて、湯釜を見ることができました。

何だかすごい景色です。白根山と違い草木が全く生えてないし。

色も乳白色というかエメラルドグリーンぽい色です。

拡大するとこんな感じ。

水はどんな感じになってるのでしょうか?ドロッとしてるように見えますが。

 

山の上からは、弓池が綺麗に見えていました。

この日は曇りだったのですが、晴れてればもっと素晴らしい景色だったと思います。

あと、登山道沿いに小さな白い花がたくさん咲いていたので写真に撮っておきました。

ツマトリソウという名前だそうです。花のツマ、つまり端がピンク色に縁取られることから

そういう名前が付いたらしいのですが、全然ピンク色になってませんね。😅

 

今回の移動の途中で、走行距離が40000kmになりました。

納車から約20ヶ月で40000kmです。

0 Comments
インラインフィードバック数
すべてのコメントを表示

前の記事

北海道旅行(8)

次の記事

乙見湖